【光熱費】淡路島のガス代について「傾向と対策」

地方への移住を考えたとき、光熱費が全体的に高くなるイメージがあると思います。

そのイメージを押し上げている張本人であり、一番気をつけたいのがガス代です。

淡路島では、洲本中枢部のほんの少しのエリアを除き、全域プロパンガスです。

プロパンガスは、都市ガスよりもかなり割高になります。

淡路島へ移住してから後悔しないよう、ガス代について、我が家の実績をを参考にしながら考えてみたいと思います。

また、ガス代を節約するために我が家で行った方法もご紹介します。

目次

移住前後1年間のガス代

2020年11月、我が家は家族3人で神戸市から淡路市に移住しました。

まずは、実際にかかった移住前後1年間のガス代をくらべてみます。

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 料金
12月 32㎥ 5,078 10.2㎥ 8,028
1月 56㎥ 7,952 17.8㎥ 12,124
2月 53㎥ 7,554 12.3㎥ 9,160
3月 46㎥ 6,732 15.4㎥ 10,831
4月 43㎥ 6,380 14.5㎥ 10,346
5月 52㎥ 7,462 10㎥ 7,920
6月 25㎥ 4,221 9.4㎥ 7,564
7月 22㎥ 3,856 5.5㎥ 5,247
8月 18㎥ 3,320 5.6㎥ 5,306
9月 12㎥ 2,433 4.4㎥ 4,849
10月 20㎥ 3,489 5㎥ 5,225
11月 20㎥ 3,383 9.1㎥ 7,796
合計 399㎥ 61,860 119.2㎥ 94,396
平均 33.3㎥ 5,155 10㎥ 7,866

年間のガス代は、神戸の時に比べて、約1.53倍に増えました。

使用量が全く違うのは、都市ガス・プロパンガスの性質の違いによるもので、そのまま比べることはできません。

詳しくは後述します。

移住前後の環境

神戸と淡路でガスに関する環境の変化をまとめてみます。

①ガスの種類

神戸市・・・都市ガスでした。

淡路市・・・プロパンガスに変わりました。

②ガスの契約内容

神戸市・・・関西電力の「なっトクパック」に契約し電気とセットにすることで、少し安くなるプランでした。

淡路市・・・プロパンガスの会社が複数あり、料金形態もさまざまです。また、電気とセットにするような契約はできません。

③お風呂

神戸市・・・1.8×1.8の2畳タイプで、バスタブもそれなりに大きかったです。

淡路市・・・1.2×1.6の1畳タイプで、バスタブは神戸よりもかなり小さいものでした。

2021年7月にリフォームし、サイズは1.6×1.6の1.5畳タイプへ拡張しました。

④給湯器

神戸市・・・1つの給湯器で、お風呂、洗面所、キッチンにつながっていました。

淡路市・・・お風呂と洗面所につながっている給湯器と、キッチンだけつながっている給湯器の2つありました。

また、キッチンは温度設定ができず60℃固定でした。

お風呂をリフォームしたときに、高効率給湯器へ交換し、お風呂、洗面所、キッチンを1つにまとめました。

プロパンガス会社と料金形態

プロパンガスは、ガス会社がそれぞれの基準で料金を決めているということですが、淡路島のガス料金は全体的に高めの設定になっているようですので、慎重に検討しようと思いました。

もちろん同じプロパンガスであれば最安料金を狙いたいところです。

淡路市内のガス会社と料金

料金の計算は都市ガスと同じで、基本料金+従量料金できまります。

淡路市は全域プロパンガスで、ガス会社は10社程度あるようでが、HPに料金体系を公開している会社は少ないですので、料金を公開しているというだけで信頼感が持てます。

参考までに、HPで料金を公開しているガス会社の料金をまとめてみます。

※従量料金は、1㎥あたりの単価です。

丸善産業株式会社

※2019年10月時点

基本料金 1,980
従量料金 0.1〜10.0 616
10.1〜25.0 572
25.1〜50.0 550
50.1〜 495

ハミーガス株式会社

※2021年9月時点

基本料金 2,090
従量料金 0.1〜10.0 627
10.1〜25.0 572
25.1〜50.0 539
50.1〜 473

伊丹産業株式会社

※2021年11月時点

基本料金 2,761
従量料金 0.1〜5.0 693
5.1〜10.0 605
10.1〜15.0 583
15.1〜25.0 561
25.1〜50.0 539
50.1〜 484

ガス紹介会社へ問い合わせ

プロパンガスの料金は自由設定のため、適正価格を維持させる仕組みとして、紹介会社がいくつかあるようです。

その中から、一般社団法人を選び、安いガス会社を紹介してもらえないか相談してみました。

すると、
「淡路島では、家にボンベがすでに設置されている場合、その会社を使った方かいい」
というアドバイスを受けました。

裏で何か見えない大きな力が働いていそうですね。

淡路島でもボンベが設置されていない場合や、淡路島以外の地域では有効的に使えると思いますので、試してみてください。

ガス会社の決定

現地のガズボンベを調べると、ハミーガス株式会社でした。

現在は休止中とのことでしたので、そのまま再開しました。

ハミーガスは、HPがあって料金表を公開しており、さらに輸入価格の高騰などによるガス代の料金改定も告知していましたので、信頼性の高い会社だなと感じました。

ただし、クレジットカード払いには対応しておりませんでした。

ガス代の見積もり

神戸は都市ガス(大阪ガス)ですので、前年の実績を参考に料金を見積もる場合は、使用量の変換が必要になります。

これは、熱量(カロリー)が全く異なり、都市ガス1㎥あたりの熱量が 10,750Kcal なのに対して、プロパンガスは 24,000Kcal と、約2.23にもなるからです。

今回は都市ガスからプロパンガスへの変更となりますので、前年の利用量を2.23で割って、決定したガス会社の料金表に当てはめて見積もってみます。

神戸 淡路
使用量 料金 換算後 料金
12月 32㎥ 5,078 14㎥ 10,648
1月 56㎥ 7,952 25㎥ 16,940
2月 53㎥ 7,554 23㎥ 15,796

引っ越し後はガス代が高くなることを予想はしていましたが、計算して驚愕しました。

神戸と同じ感覚で使ってしまえば、2倍以上になりそうです。

引っ越し前に計算しておいて本当によかったと思います。

月ごとの傾向と対策

ガスは冬場の給湯器が1年で1番消費します。

移住したのが11月で、ちょうどこれから寒くなっていくタイミングでしたので、すぐに対策をはじめました。

ただ、お風呂のバスタブが、神戸より小さくなりましたので、ガスの使用量は減ると考えていました。

加えて、水道代との相乗効果を狙い、水位を許容ギリギリまで下げていきました。

そして、家族が順序よく短時間でお風呂に入り、保温時間をできるだけ短くするために、ぼくが仕事から帰ってくる時間帯に、お風呂の準備をしてもらうようにしました。

他には、コーヒーやお茶などを飲むときのお湯は、節電のために電気ポットをやめて、かわりにその都度ガスコンロで沸かそうかと考えましたが、費用対効果の1番高かった電気ケトルを使うことにしました。

12月〜2月

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 換算後 料金
12月 32㎥ 5,078 10.2㎥ 23㎥ 8,028
1月 56㎥ 7,952 17.8㎥ 40㎥ 12,124
2月 53㎥ 7,554 12.3㎥ 27㎥ 9,160

あらかじめ対策を練ったことで、この3ヶ月を全体的に見て、使用量は都市ガス換算で約35%カットでき、料金も約1.4倍に収めることができました。

3月〜4月

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 換算後 料金
3月 46㎥ 6,732 15.4㎥ 34㎥ 10,831
4月 43㎥ 6,380 14.5㎥ 32㎥ 10,346

移住してきて3ヶ月間に節約を頑張ってきた反動が出て、少し気が緩んだかもしれません。

やはり、節約するにしても、自然にできる範囲にとどめ、生活にストレスをかけないことが大切です。

5月〜6月

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 換算後 料金
5月 52㎥ 7,462 10㎥ 22㎥ 7,920
6月 25㎥ 4,221 9.4㎥ 21㎥ 7,564

暖かくなってきて、水温も上がってきましたので、自然とガス代が減ってきています。

神戸のガス代が5月に増えているのは、初の緊急事態宣言で学校や会社が休みになって、家族で巣ごもりしていたためです。

家族全員分の昼ごはんが自炊になったことや、外食を全くしなくなったことがガス代に影響しています。

7月〜9月

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 換算後 料金
7月 22㎥ 3,856 5.5㎥ 12㎥ 5,247
8月 18㎥ 3,320 5.6㎥ 12㎥ 5,306
9月 12㎥ 2,433 4.4㎥ 10㎥ 4,849

1年でもっともガス代が安くなる時期です。

7月にお風呂をリフォームし、給湯器を交換しました。

お風呂は、壁を壊して120×160から160×160へ面積を広げ、ユニットバスごと交換しました。

バスタブのサイズは大きくなったものの、底の一部が盛り上がっており、水量を大きく増やさずに済んだので、ガス代への影響も少ないでしょう。

しかも、バスタブの進化によってお湯の保温性能が上がりましたので、1番風呂の人がすぐに「ふろ自動」ボタンを切ってしまうようになりました。

節水タイプのシャワーヘッドは、ガス代の節約にもつながります。

給湯器は、元々2つついていて、1つは洗面所とお風呂につながっていて温度調整が可能でしたが、もう1つはキッチンのみにつながっていて、温度は60℃に固定されていました。

これを1つの給湯器でまかなえるようにしたことで、キッチンでも温度調整ができるようになりました。

7月はこのリフォームのため、5日間お風呂を使用していません。

またこの時期は、週に2、3回は海水浴へ出かけたり、家にいてもエアコンの効きが悪かったりで、日中のシャワーが増えました。

神戸で9月が極端に減っているのは、この時期に給湯器が故障してしまい、交換までの7日間はお風呂を使用できなかったためです。

10月〜11月

神戸 淡路
使用量 料金 使用量 換算後 料金
10月 20㎥ 3,489 5㎥ 11㎥ 5,225
11月 20㎥ 3,383 9.1㎥ 20㎥ 7,796

秋になり、多少肌寒い日も増えてきました。

水温が徐々に下がってきて、自然とガス代が上がっていく時期です。

今年(2021年)の10月後半からは、ラニーニャ現象によって冬並みの寒さが続き、昨年より水温も低かったのか、11月のガス代が急に増加した印象です。

ガス代の「傾向と対策」まとめ

効果の高かった対策

・お風呂の水位の調整

暖める水量が減れば、そのままガス代の節約へ直結します。

・シャワーヘッドの交換

これも、節水した分、ガス代が下がります。

・お風呂の時間帯の調整

お湯の保温時間をいかに短くできるかです。

理想はお風呂がわいた瞬間に保温を切って、お湯が冷める前に家族が入りきってしまうことです。

ですが、時間に追われてしまってもくつろげませんので、ほどほどにしましょう。

・給湯器の交換

給湯器も技術の進化によって、お湯を沸かす効率が上がっているようです。

あまりに古くなっているようであれば交換を検討してもいいかもしれません。

その他の対策

・シャワーを使わない

水道代の対策としても別の記事で書きましたが、ぼくはシャワーを使わないようになりました。

これは家族でぼくだけですが、バスタブのお湯で髪の毛や体を洗っています。

ガス代にも影響していることでしょう。

・キッチンの蛇口交換

節水もかねてですが、浄水機能が内蔵しているシャワーホースが欲しくて、LIXILの蛇口を選んだのですが、これが「エコハンドル」というものでした。

写真のようにハンドルの位置が真ん中の場合、通常はお湯と水が半分になっていると思いますが、「エコハンドル」は真ん中の状態で水が100%になります。

つまり、意図しないお湯を使わずに済むような仕組みになっているということです。

・食器を積極的に洗う

特に冬場は、家族で冷たい水に1番強いぼくが積極的に食器を洗うようにしています。

できる限りお湯を使わないための工夫であって、修行ではありません。

・料理は火加減に注意

強火で調理する場合でも、鍋の底からはみ出さない強さまでにしましょう。

はみ出た部分はあまり意味がありません。

また、鍋や煮物で、具材の芯まで柔らかくしたい場合や、味を染み込ませたい場合は、沸騰後に火を止めてそのまま放置して1度冷ましてしまった方がいいです。

冷ましている間は、高温から低温調理状態になり、具材が柔らかく仕上がりますし、アクがあまりでません。

そして、食べる前にもう一度火を入れます。

時間は少しかかりますが、ガス代の節約になりますし、その方が美味しくなりますよ!

まとめ

我が家では、淡路への移住直後から節約を始めたことで、年間を通して神戸に比べて使用量を33%減らすことができ、料金は約1.53倍にとどめることができました。

都会から地方へ移住する場合、ガスは都市ガスではなく、プロパンガスになります。

あらかじめ引っ越し先のガスボンベの状況を確認し、ガス料金の単価を調べ、実状にそって計算してみることをオススメします。

ガス代は、確実に高くなりますので、工夫できるところは工夫し、積極的に節約しましょう。

ただし、節約や対策がストレスになってしまうと本末転倒ですので、バランスの良いラインを見つけてください。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

これからも、淡路島での暮らしぶりや、観光・グルメスポットなどの情報を、主観を交えつつご紹介していきます。

これからも応援のほどよろしくお願いします!

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