【ルームツアー】淡路島の我が家「240平米 4LDK」をご紹介!

地方移住を考え始めたときに、気になるのは「家」のことではないでしょうか?

そこで今回は、地方や田舎にはどんな物件があるんだろうかと気になっている方に向けて、我が家を写真付でご紹介したいと思います。

場所は、兵庫県淡路市の西海岸沿いの1番南側にある、一宮(いちのみや)エリアです。

我が家はかつて造船屋として、船を作る工場でした。

そして2000年頃に建替えられたということです。

建替えた家は妻の両親が住む予定だったようですが、事情が変わり住まないことになってしまいました。

そこで、ぼくたちが移住してくるまでの間は、2階部分だけを人に貸していたということです。

家賃は5万円と設定していたということですので、賃貸に住みたいと考えている方にも参考にしていただけると思います。

目次

我が家の間取り

まずは、全体像をご紹介します。

1階

場所 縦×横(㎝) 平米(m2)
玄関 600×200 12平米 約7畳
板間 400×400 16平米 約10畳
大広間 600×1200 72平米 約43畳
倉庫 600×200 12平米 約7畳

その他に、トイレとミニキッチンがあり、押入が2箇所あります。

2階

場所 縦×横(㎝) 平米(m2)
リビング 500×500 25平米 約15畳
ダイニング 500×300 15平米 約9畳
キッチン 300×400 12平米 約7畳
食品庫 300×200 6平米 約3.5畳
寝室 300×400 12平米 約7畳
子供部屋 300×400 12平米 約7畳
洗面所 200×300 6平米 約3.5畳
風呂場 160×160 2.5平米 約1.5畳

その他にトイレ、押入があり、ウォークインクローゼットが2箇所あります。

庭はコンクリートが敷かれており、600㎝×1000㎝の60平米で、約36畳の広さです。

※サイズは、端数を切ってざっくりと表記しています。

※畳のサイズは中京間換算としました。
主に関西エリアで使われている京間(本間)と、主に関東で使われている江戸間の中間のサイズです。

間取り図は自分で作りましたので、正式な間取り表記とは異なると思いますし、紹介しているサイズと図面上の割合が一致しない部分があると思いますが、あらかじめご了承ください。

それでは、それぞれ細かくご紹介します。

1階

玄関

玄関は約7畳ほどあり、広くゆったりしております。

玄関はお気に入りで、外から帰ってきて中に入ってくると、木のいい香りがパッと広がってきます。

元造船屋でしたので、靴箱の上には妻の祖父が造った船の模型を飾っています。

板間

板間は約10畳の広さがあります。

ぼくたちが住む前は、このスペースを活用して、学習塾として使ってもらっていたこともあるようです。

我が家が引っ越してきてからは、何かに使っているということはありません。

庭でBBQをしていて、夏場の暑い時は、クーラーをかけてこの部屋で飲み食いしていました。

もはや、BBQではありません。

もちろん、外で肉や野菜を焼いて運んでくるのは、ぼくの仕事です、、、

今後この部屋をどのように使うかは、検討中です。

大広間

大広間は約43畳の広さがあります。

妻の父が武道の師範をしており、週に1回お弟子さんが集まってきて、練習をしております。

マットを敷いていますが、マットの下は畳になっています。

この部屋は、子供と遊ぶ時によく使っていて、マット運動の練習をしたり、縄跳びをしたり、ボール遊びなどをしています。

特に雨の日は重宝しています。

最近の健康診断で、中性脂肪、コレステロール、尿酸値が高く、「運動と節酒を心がけてください」と指摘をうけましたので、この部屋を使って何か運動を始めようかなぁと心の中では思っている今日この頃です。

大広間の奥は約7畳の倉庫になっており、いろんな荷物が乱雑に入っています。

1階その他

トイレとミニキッチンがありますがほとんど使っていません。

収納スペースは、キッチンの横と、階段下に押入があります。

階段

階段は横幅が95㎝ありますが、普通の家よりも広いようです。

大型家電の設置業者さんが、2階へ製品を運んでくれた時に、そうおっしゃっていました。

ちなみに、生活スペースが2階だと、大型家電の設置作業に追加料金がかかりますね。

2階

リビング

リビングは約15畳の広さがあります。

真ん中のテーブルは、神戸で使っていたダイニングテーブルをこたつに改造したものです。

足を切って、天板を分離し、ヒーターをつけました。

このリビングの真ん中には、元々約100㎝×250㎝の立派な囲炉裏が備え付けられていました。

そして、その真上には換気扇があり、大きなステンレスのフードが付いていました。

この写真は移住前に片付けに来た時のものですが、真ん中のテーブルが2つに分かれるようになっており、横にずらすと下に囲炉裏が隠れています。

ちなみに周りに写っている家具などは、移住前に全て処分しました。

初めてこの家を見せてもらったときに、この囲炉裏とフードを妻の父が自慢げに見せてくれたのを思い出します。

ところが妻の

「囲炉裏が邪魔で、寝転ばれへん。狭く見えるし、フードも邪魔や」

という意見で、移住後間もなくして撤去されることになりました。

田舎でリビングに囲炉裏のある暮らし、というのは何となく憧れている人も多いと思いますし、ぼくもその中のひとりでした。

ですが、宿や別荘などで、たまに過ごす空間にあるからこそいいのであって、実際に暮らすとなると毎日使うわけではないですし、片付けることもできませんので、邪魔に感じることもあるかもしれません。

囲炉裏のある暮らしをイメージしている人は、参考のひとつにしてください。

ただ、換気扇の機能自体は残しているので、リビングで鉄板焼きなどをする際には重宝しています。

こたつも囲炉裏があったら置けなかったので、撤去したのは正解でした。

ハンモックは、娘がサンタさんに頼んでプレゼントしてもらったものです。

寝心地がよいのか、妻もよく使っています。

ダイニング

ダイニングは約9畳の広さがあります。

ダイニングテーブルは、この家を建替えた業者さんに注文して造ってもらったそうですので、すでに20年選手ですが、頑丈でしっかりとしていてまだまだ使えそうです。

チェアーは、移住後に新しく買いました。

3人暮らしですが、テーブルのサイズに合わせて6脚も買ってしまいました。

基本的には、ここでご飯を食べていますが、どうしても家族で見たいテレビがある時は、リビングで食べます。

写真正面の窓の位置が南側にあたり、昼はめちゃくちゃ眩しくなります。

キッチン

キッチンは約7畳の広さがあります。

スペースをかなり広くとってあり、家族で一緒に調理を楽しむことができます。

調理台の天板は、全てステンレスになっていますが、結構すり傷がついていてこれ以上傷を増やしたくないということで、シリコンのシートを敷いています。

調理家電は、オーブンレンジ、ホームベーカリー、電気圧力鍋、炊飯器、電気ケトルを利用しています。

冷蔵庫は、神戸で420Lでしたが、移住して4ヶ月ぐらい経った頃から容量が全く足りなくなり、570Lのものに買い替えました。

都会から地方や田舎へ移住すると、冷蔵庫の容量が足りなくなりますのでお気をつけください。

ダイニング側のキッチンカウンターは、300㎝×50㎝と広くとってあり、このカウンターの下が食器棚になっています。

移住前にこのキッチンを見て、かなりテンションが上がりましたが、実際に暮らしてみると動線に問題があることが分かりました。

形状がコの字型になっているせいで、調理後に盛り付ける皿を取りに行くのに、ぐるっと迂回することになり、すごく面倒です。

今ではおかずを鍋のまま運び、テーブルでそれぞれ取り分けるようにすることで解決しております。

食品庫

キッチンの隣にある食品庫は、約3.5畳の広さがあります。

食品庫の入って左側(上の写真)には、日持ちする食材や、コーヒーやお茶の葉、お酒類、調味料などの他に、ラップやキッチンベーパー、スポンジなどのキッチン用品などをストックしています。

玉ねぎやじゃがいもはラックに吊るしてあります。

また、ティッシュや洗剤、ゴミ袋など、食品やキッチン用品以外のストックも全てここへ集約しています。

地方や田舎は、スーパーなどが隣接しておらず、まとめ買いをする機会が増えますので、ストック類を1箇所にまとめられるスペースはとても重宝します。

ストック類が1箇所にまとまっていれば、在庫の把握がしやすく、買い物の計画も立てやすいですので、無駄な買い物も減らすことができます。

そして、右側には資源ごみの分別スペースを作っています。

寝室

寝室は約7畳の広さがあります。

家族3人、川の字で寝ております。

シングルベッドを2つ連結して、間を隙間パッドで埋めています。

サイズは合計でおよそ200㎝×200㎝の、ワイドキングサイズです。

10時頃にはみんなで就寝します。

子供部屋

子供部屋は約7畳の広さがあります。

まだまだ片付けが苦手で、ごちゃごちゃしていますね。

ぼくの趣味で、電子ドラムを置かせてもらっています。

神戸では、マンションでしたので、防音対策をしっかりしつつも、かなり気を使いながら演奏していました。

移住してきてからは、周りを気にせずにドラムを演奏することができるようになりました。

娘の気が向いたときに、教えたりしています。

洗面所・脱衣所

洗面所・脱衣所は約3.5畳の広さがあります。

洗面台はリフォームしました。

ビフォー写真
アフター写真

節水するために、自動水栓を選びました。

お風呂

お風呂は160㎝×160㎝のユニットバスです。

お風呂もリフォームしました。

元々は160㎝×120㎝のユニットバスで、建替え当時から変わっていませんでした。

ビフォー写真

ちょっと狭かったのと、掃除してもしても取れない汚れがあったのと、浴室暖房がついていなかったのと、コバエが沸き始めたこともあり、リフォームしました。

脱衣所側の壁を取って、風呂場のサイズを拡張しました。

ユニットバスはもちろん節水タイプで、風呂釜の保温性能も上がりました。

あわせて、給湯器も省エネの高効率タイプに替わりましたので、光熱費の節約につながっています。

トイレ

トイレは約2畳の広さがあります。

トイレも建替え当時から変わっていないということでしたので、リフォームしました。

ビフォー写真

もちろんタンクレスの節水タイプを選びました。

2階その他

その他に収納スペースとして、リビングに押入と、ウォークインクローゼットが2箇所あります。

片方のウォークインクローゼットに、壁一面の本棚を置いていて、書籍関係を収納しています。

庭は約36畳の広さがあり、コンクリートが敷かれています。

家を出て、右側、左側、正面に倉庫があり、がっちり囲まれています。

正面の木の向こう側すぐのところに海水浴場が広がっていますが、倉庫が邪魔で見えません。

表札のところまで出れば、すぐ右側に漁港が広がっているのが見えます。

まとめ

以上が我が家の全貌です。

「さすがは田舎の物件!」

という感じで延床面積は広く、都会と比べて、かなりゆったり暮らせるようになりました。

車は庭へ停めることができますし、漁港が近いので釣りもし放題ですし、海水浴場も近いですので、シーズン中は泳ぎたい放題です。

倉庫に囲まれており、家からの景色はあまり良くないのがたまに傷ですが、この立地で2階の120平米2LDKを5万円で貸していたということですので、参考にしていただけるのではないでしょうか。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

これからも、淡路島での暮らしぶりや、観光・グルメスポットなどの情報を、主観を交えつつご紹介していきます。

これからも応援のほどよろしくお願いします!

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